2026年8月6日木曜日

モーム氏の感想 花と夢 Ⅷ  高山れおな

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モーム氏の感想 花と夢 Ⅷ  高山れおな

大暑なり木槿が夢を見始めて
紫陽花は崩(く)え七変化(ランタナ)は玉かかげ
七変化(ランタナ)や暗き車窓の次々過ぐ
水無月の黄のとめどなく苦瓜(ゴーヤ)咲く
俯いて赤裸のこころ鹿の子百合
陽が灼くと地に沸く紅黄草(マリーゴールド)
茂より眩しさの白さるすべり
   四月より大磯鴫立庵連句会の末席に連なる。
   八月、正式に連中に加へらる。 
蟬しぐれ歌仙の恋に染みよかし
   最初の連句会で咄嗟に号を「蒙夢」としたが、 
  じつはモームを一冊も読んでゐなかつた。 
  寝覚めが悪いので読み始めると、もう止まらない。 
要約すると(サミング・アップ)旅して書いて仏桑花 
空耳のやくざ医師笑む晩夏光