翻車魚入門

ここでは、われわれ「翻車魚」の変遷を紹介します。
雑誌名は「俳句雑誌 翻車魚」、サイト名は「翻車魚ウェブ」です。

 「俳句雑誌 翻車魚(まんばう)」は2017年に創刊号、2018年〜2020年に2号〜4号を発行、今後も年1冊のペースでの刊行を予定しています。 もともと、佐藤文香が個人誌をつくろうと意気込んでいたところ、関悦史が「豈」をやめてしまって発表媒体がないというのを知り、それなら一緒にやろう、と声をかけました。関さんには表紙イラストを描いてもらうことにし、佐藤は編集・発行などを担当することにしました。そういうわけで、その時点では2人の同人誌とも言えたし、佐藤の個人誌とも言えました。デザインは、ツイッターで知り合ったデザイナーのみけんさん(小出和明さん)にお願いしています。

 2019年5月、ウェブ上にも発表の場を設けようということで、この「翻車魚ウェブ」をつくりました。とは言っても、そんなにお金も技術もないので、「週刊俳句」等でなじんだブログ形式にて、シンプルにやっています。作品の掲載方法も真似させていただいています。この場を借りて、「ブログの1ページを表紙とし、リンクを集約する」「ブログに縦書きの作品画像データを貼る」という方法の発明に敬意を表します。

【翻車魚ウェブ】
・毎月1日  作品を掲載します。 
・毎月15日 散文を掲載します。
・紙の雑誌「翻車魚」販売をおしらせします。
・その他、なにか書きたいことがあれば、随時掲載します。  

 2021年1月、高山れおなが加入しました。これを機に、「俳句雑誌 翻車魚」は正式に同人誌とし、3名で活動していきます。高山と関・佐藤は「クプラス」で一緒だった仲間ですので、そのころをご存じの方にはとくに新しみもないかと思いますが、「クプラス」が3号で終刊してしまった反省を生かして、あまりがんばりすぎずにやっていきたいと思います。なお、代表(というか雑用・発行)は佐藤がつとめます。

〆切がないとなかなか作品を書かないタイプの3人ですので、「書き溜める」という意味でこの【翻車魚ウェブ】をつかっていきたいと思いますが、もし通りがかりにでもご覧いただければ、大変嬉しく思います。なお、引用の際は、作品と作者名セットでの記載をお願いいたします。 今後とも、どうぞよろしくお願いします。(佐藤文香)