2019年11月17日日曜日

日記(2019.10.15~10.31)  関悦史

10月15日(火)
  注意力低下がひどい。
 勉強会、原稿等についての連絡立て込む。
 栗本薫『緑の戦士』『町』、横田順彌『星影の伝説』、栗本薫『さらば銀河1』読了。 

10月16日(水) 
 遅れていた「翻車魚ウェブ」用の日記をようやく送稿。
 竹岡一郎さんとメール。あちらは台風の影響はなくて済んだらしい。
 書評を依頼された石川九楊『河東碧梧桐―表現の永続革命』やっと読了。

10月17日(木) 
 睡眠ズタズタ。
 石川九楊『河東碧梧桐―表現の永続革命』の書評を書き、東京新聞に送る。
 半村良『黄金奉行』読了。

 10月18日(金)
 「俳句の日めくりカレンダー」2020年版(拙句が収録されたもの)他、雑誌類届く。
 疲れ。
 「俳句四季」の撮影日程の件で電話が来る。

 10月19日(土)
 吉本隆明『戦後詩史論』、松本清張『異変街道(上・下)』、西村京太郎『南伊豆高原殺人事件』読了。

 10月20日(日)
 半村良『江戸群盗伝』、五木寛之『スペインの墓標』読了。
 「翻車魚」3号のゲラ来る。
 買い物に出られず。日が暮れてから洗濯。
 区費の集金が来たので来年3月までの未払い分計5,500円支払う。4月分だけ払ってあった。
 肩凝り、貧血様の気持ち悪さ。
 松本清張『鬼火の町』読了。

 10月21日(月)
 柴田元幸・沼野充義・藤井省三・四方田犬彦編『世界は村上春樹をどう読むか』読了。
 吾妻ひでおの訃報。
 食料買い出し。
 「俳句四季」の件で、山崎祐子さんに「かすみ人形」の写真提供願いのメールを出す。自分のデジカメではうまく撮れなかった。夜、山崎さんから画像一山来る。
 NHK文化センターにメールし、自分の講座の日程を変更してもらえたので、現代俳句協会青年部に《勉強会「柿本多映俳句集成を読む」参加申込》のメール。
 「翻車魚」3号、「円座」、東京新聞書評のゲラを済ませる。
 不眠。
 台風様の雨風。

 10月22日(火)
 雨風強い。
 不眠疲れひどく、歯医者に電話して予約を変更。
 西村京太郎『無明剣、走る』読了。 10月23日(水) 
 半村良『産霊山秘録』三十数年ぶりで再読。
 朝、脇の道に張り出していた枝を切り、ゴミ出し。
 鼻風邪、熱、頭痛。
 毎栄の添削を済ませて投函。
 図書館へ。年鑑原稿用の資料を数点借りる。

 10月24日(木)
 珍しく夜眠れたが、低気圧のせいか気持ち悪くて苛々。
 某社から原稿料の振込で手違いがあったとメール。
 ブログに最近の句集をまとめて上げる。
 YouTubeでクラシック動画を漁って時間を潰してしまう。

 10月25日(金)
 西村京太郎『十津川警部 トリアージ 生死を分けた石見銀山』、エドワード・W・サイード『人文学と批評の使命―デモクラシーのために』読了。古いものばかり読んでいた西村京太郎、近作は読点が無闇に増えていて驚く。
 諸連絡立て込む。
 昼間寝ていたが大雨による避難勧告(?)が携帯に来て覚醒。
 青木亮人さんのツイート、青木さんも石川九楊『河東碧梧桐』の書評を日経新聞に書いたらしい。
 10月26日(土)
 神田古本まつりに小野村と行く予定だったが双方不調で中止。
 土浦花火大会が始まっても、音を聴くばかりで見にも行けず。桜川河川敷の無料席が大雨で水没していたが、花火大会は決行された。

 10月27日(日)
 水野和夫『閉じてゆく帝国と逆説の21世紀経済』、飯島裕子・ビッグイシュー基金『ルポ 若者ホームレス』読了。
 毎栄の添削を投函。
 土浦駅で「俳句四季」西井さんと合流。その辺で写真を撮られる。
 図書館と古本屋を見て帰る。古本2点、横溝正史『真珠塔・獣人魔島』、フリッツ・ライバー『妻という名の魔女たち』購入。
 諸連絡。

 10月28日(月)
 横溝正史『真珠塔・獣人魔島』、神野紗希『もう泣かない電気毛布は裏切らない』読了。
 深夜、食料買い出し。
 句集、雑誌等大量に届く。
 腹の不具合いつまでも続く。

 10月29日(火)
 朝、共同通信の時評を書いて送稿。
 夕方仮眠。既に他人が入っている下宿にまだ荷物が残してある夢。

 10月30日(水)
  古本でコリン・ウィルソンを読む夢。
 腹重く、背凝り、息入らず。  
 「俳句界」からメールでゲラ。  
 蓮實重彦『映画時評 2009-2011』読了。

 10月31日(木)
 首里城消失の報。
 普段閉めきっている二階東側の雨戸が開かなくなってしまった。台風19号で戸袋内のベニヤが剥がれて膨れ上がったらしい。
 和田誠・三谷幸喜『それはまた別の話』のみようやく読了。       

*  11月分の日記は別メディアに掲載されるため、今回はここまで。