2021年11月15日月曜日

Hazyな日々  佐藤文香

酒を飲むくらいしか趣味がないので毎日酒を飲んでいる。もっとも、今に始まった話ではない。日本にいるときも毎日飲んでいた。また、飲むといってもほとんどの日はビールを1缶とワインか日本酒をグラス1杯程度で、飲み過ぎたと言っている日でさえ、+1〜2杯、くらいのものだ。要するにめちゃくちゃ酒好きなわりにそこまで強くないので、いろいろな種類を飲むために毎日せっせと飲みこなしているということである。

現在家で飲んでいるのは缶ビールと赤・白ワインとバーボン。酒は近所のスーパーで購入する。中でもTrader Joe’s は素晴らしい。安くて(1缶$1程度〜!)さまざまな種類があるのはもちろんのこと、ビールを1缶単位で買えるのがいい(こちらではほとんどの場合缶ビールは6缶セットになっており、好きな味かどうかわからないものをはじめから箱買いするのはためられわれる上、うちは車がないから持ち帰るのが重い)。

カリフォルニア州やそのまわりにはクラフトビールの醸造所が多く、特にIPA(インディアンペールエール)がよくつくられており、ちょうど去年あたりからIPAにハマった私にとっては天国である。Twitter上に何人か存在するIPA友達に報告したり助言を得たりしながら、好きなものを探している途中だ。(ちなみに、カリフォルニアのワイナリーといえば言わずと知れたナパ、そしてソノマやリバモアがあり、私の住むBerkeleyにもあってそこにはすでに行った、というのは先月の記事をご覧ください→ワイナリーと蠅

わかってきたことにはどのブリュワリーのものでも、とくにヘイジーIPAという種類が私好みだということ。聞くところによると、ヘイジーIPAはまさに西海岸のビールだというから、これらを飲むために私は今ここにいるんだとさえ思う。

ヘイジーとはhazy、かすんだ、もやのかかったという意味で、グラスの向こうが見えないほど濁っているものもある。シトラス、またはトロピカルな香りと味が特徴。普通のIPAは苦くて飲めないという人でも、たとえば日本酒のフルーティーな生酒が好きという人などは、きっと好きになる味わいである。

家で飲んだ缶ビールについてはすべて写真を撮ってInstagramにアップし、近所の薬局で購入した「Beer Journal」なるノートに記録を残している。今のところのイチオシはこれ。

- Sierra Nevada Brewing Inc.

- Destutes Brewery


ヘイジーIPAは缶でもうまいが、生だとさらにすこぶるうまい。今のところ3つのレストランでヘイジーIPAを頼んだがどこのものも最高だった。すでにツイート済みではあるが、飲みに行った店の情報と写真を掲載して終わりにする。現在このあたりでは、ワクチンの接種証明があれば店内で飲食可能。

Language Exchangeで知り合ったScottと。Scottとは音楽の趣味がめちゃ合う。



Language Exchangeで知り合ったSeanと。Seanは手作り石鹸をくれた。



Language Exchangeで知り合ったEmmaと。Emmaとはローズガーデンへも行った。


↑とくにこのビールが濁り切っていてうまかったです。


追記
North Berkeleyの IJO IZAKAYAにも行ってきました。
語学学校で同じクラスになった日本人のTakaと。


 
わりとうまいが串焼きの値段がえらい高い。

ローマでつくられたスーパードライ

夜はこんなかんじ