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2026年1月1日木曜日
081*2026.1
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謹賀新年
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2026
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10句
とにかく眠いので寝る句しかできない 関悦史
10句
夜昼峠 佐藤文香
10句
冬の日 高山れおな
冬の日 高山れおな
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冬の日 高山れおな
よき友三つあり。一つには物くるる友。
からすみの金赤届く十二月
コンビニで惚け食らふも日向ぼこ
茨城県日立市で私は生まれたのだが、ここに来たのは
祖父の葬儀以来、かれこれ三十五年ぶりくらいか。
寒暮長鳴き常磐線の灯が北へ
今回は伯母の葬儀。小学校の夏休み毎に弟と一緒に
伯母の処へ行つた。思ふことは多いが今は略す。
顔白く小さく遠く帰り花
冬至湯の設けはなくて熱し明し
おもしろき仕事納の夜を別る
煤なんて出ませんがな。
日がな大掃除煤掃きには非ず
青天や妻と約せし畳替へ
幽明の境なく晴れ裕明忌
行く年を追ふスーパーの碁盤の目
とにかく眠いので寝る句しかできない 関悦史
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とにかく眠いので寝る句しかできない 関悦史
睡眠欲永眠欲となる冬木
カツ一枚煮て丼や十二月
明治二〇年に曾祖父らが始めた近所同士の葬儀互助組織「天王町什人講」解散 二句
冬うらら講の大福帳けば立つ
欅枯れ講もおほかた寡婦住む家
数へ日の遠筑波ある蒼さかな
去年今年隻手の音の満ちたるも
踵もて息する体初明り
頂門より蜜流れ入り寝正月
撫づるべき獣のをらぬあまたの冬
寝て北風に家ごと揺られゐるばかり
夜昼峠 佐藤文香
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夜昼峠 佐藤文香
手があればおかしあう夜昼峠
反射光が光を磨く碧い流れ
普遍とは 川面を叩き飛び立つ鵜
晩柑の木の並び、ビルを知らない鵜
鵜は寒くないのか時を見限るとき
次に咲く石蕗を世界が提示する
塩小売・衣類商 マシンが復習を促す
果実袋ごとの果実の保つ黄泉
ここに実るこれらがなにかわからない
わかりあう木々白くない声今は
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