丙午(へいご)新春並びに雑観 高山れおな
二〇二六年丙午新春 六句
初風やいづれ優駿ならぬなく
乗初の馬上豊かに会釈あり
我が本卦は戊申。還暦、二年後に迫る。
立ちつ居つ馬の守りの猿の年
元日は。
独り来て十三夜月と初詣
二日、都内初雪。二句
初雪の声なき声や夜を覆ふ
人を消す遊び狗日(くじつ)の雪として
鬼柚子か誰の秋思か香に匂ふ
金柑の金降る夢の果てに逢はむ
豈六十八号掲出句改作
猛残暑ロミオ洋品店跡更地
二〇二五・六更新「独逸四重奏曲」七句目差換
放心の口へ独逸熱狗(ジャーマン・ドッグ)夏至
