2021年7月16日金曜日

日記(2021.6.15~2021.7.16)  関悦史

6月15日(火)
 松本清張『西海道談綺(七、八)』、森奈津子『姫百合たちの放課後』、野尻抱介『ふわふわの泉』『沈黙のフライバイ』読了。 
 『西海道談綺』は後半、破傷風に感染して海老反りにこわ張りながらもなかなか死なず、横恋慕の妄執だけで鉱山中どこまででも歩いては不意に姿を現して襲いかかってくる登場人物がいて筒井康隆のよう。 
 暮れてから雷雨。 
 深夜に土地規制法が成立。 

 6月16日(水) 
  資料の受け渡し等。 
 仁科淳句集『妄想ミルフィーユ』読了。 
 凝り、かすみ目で校正半日手が着けられず。 

 6月17日(木) 
  歯医者へ。 
 古本屋は何も出ず。 

 6月18日(金)~19日(土) 
  不眠、凝り、首の違和、吐気。 

 6月20日(日) 
  ジョルジュ・ボルトリ『スターリンの死』読了。 

 6月21日(月) 
  動悸。散歩にも出られず。 
 高柳克弘『究極の俳句』を読んだらしいNさんからDMあり。思い出して、書評原稿を渡したきりになっていた時事通信社に問い合わせてみたら『究極の俳句』評の拙稿、とうに各地方紙に掲載されていたらしい。 
 深夜、ニッポン放送「シン・エヴァンゲリオンのオールナイトニッポン」を聴く。四半世紀前のエヴァ特番も聴いたことを思い出す。 
 關考一句集『ジントニックをもう一杯』読了。 

 6月22日(火) 
  長年使っているガスコンロの五徳の脚が焼け落ちた。 
 関中子『誰何』読了。 

 6月23日(水) 
  俳句甲子園事務局から諸連絡。 
 松本美佐子句集『三楽章』、アイザック・アシモフ『暗黒星雲のかなたに』読了。 

 6月24日(木) 
  岬兄悟『風にブギ』再読。 
 「まちカドまぞく」第2期放送が来年4月からTBSでと発表される。それまで生きなければと呟くのが紋切型の反応なのだろうが、現状では洒落にならない。自分だけではなくスタッフ、キャスト全員無事であらんことを。 

 6月25日(金) 
  パソコンがネットに繋がらなくなり、サポートセンターへの電話は時間外。その前に投句を落としてあった「100年俳句計画」の選句選評だけ済ませる。 
 赤間学句集『白露』、河野稠果『人口学への招待―少子・高齢化はどこまで解明されたか』読了。

 6月26日(土) 
  動悸、上半身が痙攣。数時間横になって苦しむ。 
 ネット接続は勝手に復調していた。 

 6月27日(日) 
  資料読み。 
 凝りひどい。

 6月28日(月) 
  俳句甲子園全国大会投句審査にようやく着手。

 6月29日(火) 
  ひどい眩暈で動けず。 

 6月30日(水) 
  荷物を発送後、自転車で知らない道に入り迷子になる。筑波山を見て方角の見当をつけ、国道に戻る。

 7月1日(木) 
  歯医者へ。被せ物用の型取り。 
 古本5点買い込む。エリアス・カネッティ『マラケシュの声―ある旅のあとの断想』は生松敬三宛の訳者署名本だった。

 7月2日(金) 
  ひどい肩凝りで覚醒。 
 星新一訳『竹取物語』読了、眉村卓『ショートショート ぼくの砂時計』再読、米岡隆文最終句集『静止線』読了。 
 父はワクチン接種2回、副反応もなく済んだらしい。 

 7月3日(土) 
  岸本葉子句集『つちふる』読了。 
 NHKカルチャー「土曜俳句倶楽部」オンライン出講。Zoomに対応出来ない受講者が出て人数が減り、余った時間に最近の句集について話す。

 7月4日(日) 
  山本敦子さんから電話。寄贈いただいていた『鈴木明全句集 今日』には辞世の句《天涯の至純至白の滝の壺》が刷られた謹呈票が挟み込まれていたが、これは鈴木さんが亡くなってからすぐ差し替えて発送したらしい。鈴木さんをぎりぎりまで御自宅で看病されたとのこと。 

 7月5日(月) 
  友人からメール。地方の40~50代はワクチン接種がどこもなかなか回ってこない模様。 

 7月6日(火) 
 やや復調し、司馬遼太郎『歴史の中の日本』、呉座勇一『応仁の乱―戦国時代を生んだ大乱』読了。 

 7月7日(水) 
  大串章句集『恒心』読了。 
 俳句甲子園全国大会の投句審査結果を送る。 
 コールサック社から来ていた『証言・昭和の俳句』復刊版の書影と広告が公表可だそうなのでツイッターに上げる。 

 7月8日(木) 
  節々が痛みだし、鎮痛剤をのむ。 

 7月9日(金) 
  第12回裕明賞冊子の初校をようやく済ませる。 

 7月10日(土) 
  有住洋子『陸の東、月の西』、保坂和志『読書実録』‎読了。 
 荷物の受け取りのために起き出し、待っている間にABEMA TVで無料公開中だった「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」を全話見てしまう。トウカイテイオーがやたら大けがに見舞われるのが気の毒。

 7月11日(日) 
  俳句大会の選句結果他を発送。 

 7月12日(月) 
  前回(第11回)裕明賞冊子の句会部分等の校正。 
 エリアス・カネッティ『マラケシュの声―ある旅のあとの断想、遠藤周作『口笛をふく時』、井上靖『四角な船』読了。 

 7月13日(火) 
  日野百草『評伝 赤城さかえ』、遠藤周作『楽天大将』読了。凝りがひどく、読むのが遅い。

 7月14日(水) 
  凝り。空腹なのに胸が悪くなって物が食えず。 
 国保税の通知書が来ていたが、死ぬほどではなかった。 
 北山順句集『ふとノイズ』、日原正彦詩集『はなやかな追伸』読了。 
 数日前から腕が上がりにくく、キーボードのミスタッチが激しい。

 7月15日(木) 
  歯医者で被せ物をされ、予想外な診療費が飛ぶ。 
 久々にブックオフまで行ったが何もなし。途中ずっと天気雨。 
 靴が裂けたが、靴屋の手前で鳥に糞を浴びせられ、そのまま帰って洗濯。 
 直木賞の選評の件、絶望的なものが精緻に言語化されることによる希望というものもある。

 7月16日(金) 
  睡眠ズタズタ。凝り。 
 梅雨明け、猛暑。