2019年12月17日火曜日

日記(2019.12.1~12.16)  関悦史

12月1日(日)
 疲れがひどく、コーヒーを畳にこぼす。
 古本で買い直した安部公房『人間そっくり』『飢餓同盟』再読。

12月2日(月)
 眠気。
 大橋歩『トマトジュース』のみやっと読了。
 深夜買い出し。
 共同通信のゲラを済ませる。
 YouTubeで「侵略!イカ娘」順不同で第1~10話見る。

 12月3日(火) 
 ガス工事の騒音再開。
 眠気ひどく、本ほとんど読めず。
 「侵略!イカ娘」第11,12話見る。大体見た気でいたが半分くらいしか見ていなかった。

 12月4日(水) 
 ガス工事の騒音続く。
 日米FTA国会で承認、2020年1月1日発効の報。
 中村哲医師、銃撃で死亡の報。
 震度4以下の地震、1日で3回。
 スウィフト『ガリヴァー旅行記』やっと読了。
 YouTubeに昔の映画などがまとめて上がっていたが検索だけで力尽きた。

 12月5日(木) 
 中薗英助『夜の培養者』読了。
 疲れひどい。
 句集、雑誌類大量に届く。

 12月6日(金) 
 背の重苦しさがひどく、本読み進められず断続的に寝てばかり。
 「Edge」のディレクターから電話。9日の大洗ロケの切符の件等。
 柿本多映さんにも電話。
 夜、買い出し。
 玄関の錠が開け閉てがしにくくなってきた。
 『俳句年鑑 2020年版』他届く。
 NHKカルチャーの投句を送る。

 12月7日(土) 
 第163回現代俳句協会青年部勉強会「柿本多映俳句集成を読む」のため、荻窪セミナールームへ。
 疲れがひどくて懇親会は出ず、さっさと帰る。荻窪駅前の古書店で『フレドリック・ブラウン傑作集』330円。

 12月8日(日) 
 「俳壇」の原稿を書く。
 「翻車魚」3号41部まとめて届く。
 メモ帳に挟んであったボールペン紛失。なくし物が最近多い。

 12月9日(月) 
 「Edge」佐藤文香編のロケにつきあうため、大洗水族館へ。ときわ53号に乗り込んで、合流したところから服にマイクを貼りつけ、撮影される。
 サトアヤとマンボウ他を観覧。
 大洗はあちこちにガルパンのキャラの立て看板。


 12月10日(火)
 爆音ガス工事再開で起床。
 どこの誰とも知れぬ男から電話で、バンシャギョというのは何と読むのかと訊かれる。「翻車魚」のことらしい。
 駐輪場まで徒歩で自転車を引き取りに出る。
 睡眠ズタズタ。
 YouTubeで「少年執事ルーク」なる二次元オリジナルキャラの睡眠導入動画を何本か見る。

 12月11日(水)
 筒井祥文川柳句集『座る祥文・立つ祥文』、くにしちあき句集『国境の村』、岸本マチ子句集『鶏頭』、大文字良句集『乾杯』抄出しつつ読了。ブログに上げる。

 12月12日(木)
 歯医者へ。被せ物のやり直し。
 生涯学習センターで、海渡英祐『霧の旅路』ようやく読了。
 つちうら古書倶楽部で古本3点購入。宮本常一『庶民の発見』、佐藤任『密教の神々―その文化史的考察』、小松和彦『神隠しと日本人』。
 「100年俳句計画」の選句選評を済ませ、メール送稿。
 パソコンやや不安定化。

 12月13日(金)
 爆音工事で起床。
 郵便いろいろ来る。「連衆」No.85(2019年12月)に小津夜景さんの新作句。漢字3文字に長いルビを振って句にした一連。
 柿本多映さんと長電話。先日の勉強会の模様等。

 12月14日(土)
 「土曜俳句倶楽部」出講のためNHK文化センターへ。本当は毎月第一土曜日なのだが、今月は現代俳句協会青年部の『柿本多映俳句集成』勉強会と重なったため、第二週にずらしたもの。
 講師室にトマス・アクィナスについてのレジュメが置いてあり、講師と顔を合わせたら自己紹介された。日下野由季さんのご夫君だった。
 講座終了後、泊りがけで小野村宅へ。
 小野村の車で何度も前を通過していながら、買取専門店と勘違いして入ったことのなかったブックオフ6号南柏店で古本、小松左京・谷甲州『日本沈没 第二部(上・下)』、山岸哲『マダガスカル自然紀行―進化の実験室』他を買い込む。

 12月15日(日)
 小野村と柏、松戸のブックオフめぐり。百円本ばかり8冊購入。
 撮影もする予定だったが、小野村が出がけにのんだ鼻炎止めのカプセルでふらふらになり、あまり歩けず。

 12月16日(月)
 外泊中は体調を崩さずに済んだのに、自宅に戻るなり、また爆発的な眠気と虚脱感。室温の低さがダイレクトに影響しているのか。今月は疲れて何も読めず、窒息しそう。
 宮本常一『庶民の発見』眠気と老眼(?)進行の中、ようやく読了。
 YouTubeに期間限定公開で上がっていた「蒼穹のファフナー」全話が見ないうちに削除されてしまっていた。